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三文芝居

日々の戯言を列ねていきます。
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天才詐欺師×2



松田秋山と原作秋山。
違うんだ。
原作の秋山はもっと、こう、違うんだ。
むしろREBORNの風紀委員長に見える。
いや、確かに原作の秋山は中学生みたいなファッションだけども。
けど、こう、原作の秋山はちがくて、もっとかっこいいんだ。
直ちゃん限定フェミニストはもっと、かわいいやつなんだよ!
で、私に似顔絵は無理だって言う話ですね。
翔太よ。すまん。

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元気出して!



魔界ズwithぷるちゃん。(とピンクの怪物)

私だけが楽しい、元気出して企画。
いつまで続くのかは不明。(ごめんね!)
最初、ぷるちゃんものすごい巨犬であった。
魔界ズは良家のお坊ちゃんお嬢ちゃんなので、ひらひらフリフリしててかわいいんだけど、今回はBGMが総じてロックだったのでどっかカジュアルチックというかなんというか。

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おめでとうござる(*^o^*)

ハッビバースデートゥーユー
ハッビバースデートゥーユー
ハッビバースデーディアミリュウ
ハッビバースデーAsha

わーわー!
2周年おめでとうござる(*^o^*)
お祝いなんぞを描いてみたのだ!
ギャラリーのギフトから!

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Alice

白状しよう。
今なら。

愛しているよ。
誰よりも君を。
誰よりも何よりも。
あの人よりも。

確かに言える。
君を、愛している。

道を違えたわけじゃない。
俺の役目がここまでだった。
それだけのことだ。
あの、悪魔のゲームの水先案内に選ばれたのが、既に汚れ切った俺だったと言うだけ。
あの、腐り切ったゲームから君を綺麗なまま掬い上げるための。

なんて幸せな役目だったのだろう。
きっと君を守るなんて、誰でも出来ることじゃない。
俺だからこそ出来たのだと思いたい。
あの人に似ていた君のおかげで、あの頃が戻ってきたみたいだった。
幸せだった。

「好きな人が、いるんです」
はにかみながらそう言った君はとても綺麗だった。
「優しくて、かっこよくて、いつも私を守ってくれて、とっても頼りになる、すごく、素敵な人なんです」
そうか。
それは良かった。
綺麗な君の隣に立つのはそういう綺麗な奴が似合うだろう。
汚れた俺なんかではなく。

「でも、きっと、その人には届かないんです」
「どうして?」
「その人に、私は、どう考えても釣り合いません」
「そんなことないさ」
「だって彼は、大人で、ちっとも私のことなんか見えてないんです」
「そんなこと…」
「その人、おもしろいんですよ。私以外の人のことはすごくよくわかるのに、私のことは全然わかってくれないんです」
「それは、そいつの目が節穴なんだな」
「ふふっ…。きっと、私のこと勘違いしてるんです、その人。私、そんなに綺麗なんかじゃないのに」

君は、綺麗だ。
無垢で純粋で、光に愛された存在だ。
俺なんかが汚してしまうわけにはいかない。
もう、ここでおしまいだ。
俺が君を守る役目は。

「そんなことないさ」
慰めるためじゃない。
君の存在のを肯定するためにそう言うと、君は少し悲しそうに笑った。

「それじゃあ、これで」
もう会うことはないだろう。
言外にそう込めて背を向ける。
「あきやまさん、」
「サヨナラ」
逃げるように言い捨てて、後ろ手で扉を閉めた。
いや、逃げたのだ。
せめて、綺麗な君の思い出の中では綺麗でいたかった。
ずっと一緒にはいられないのなら、せめて思い出だけでも。

一人の方が多かった部屋なのに、何故だかやたらと広く感じる。
認めよう。
君を、探してしまう。
触れた手の温かさも、抱き寄せた時に感じた香りも、撫で梳いた髪の柔らかさも。
すべて忘れることなんて出来るわけがないとわかっていた。
それでも、君が幸せになるためには、汚点である俺が一緒にいるわけにはいかなかった。

幸せだった。
だけど、同時に苦しかった。
犯罪者の俺が一緒にいることで、苦しむ君を見たくなかった。

君を泣かせたくなかったんだ。

白状しよう。
今なら。
君を、誰より、愛している。
だから、どうか。
君よ、どうか幸せに。
君と共に生きる役目を、与えられなかったことだけが、俺の唯一の心残り。



古/川/本/舗のAliceを聴いて。

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平行線

なんとなく。
何故だか知らないけれど、魔人の子どもをこの身に宿す、という想像はしたことがなかった。というより、考えつきもしなかった。孤高の彼は何かと混じり合うことなど無く、唯一が故に貴く生き、唯一が故に孤独に朽ちて逝くのだと思っていた。それは今も現在進行形で、相変わらず心の何パーセントかを占めている。どれだけ直接肌を重ねても、彼にとっては私なんてただの観察対象。所詮モルモットと変わりない。でも、だからといって「はい、そうですか」と明け渡していい身体じゃない。一応それなりに理想だってあるのだ。だけど、相手が悪かった。アイツは反抗を許すようなヤツじゃない。逃れる術を持たない私は呆気なく蹂躙された。

最初は絶望したりもした。自分が何か別のものになってしまう気がして恐ろしかった。それでも『慣れ』の方がよっぽど恐ろしく、そういう行為はいつしか日常に成り下がってしまった。結局諦めてしまえば案外どうにでもなるもので、犬に咬まれたようなものと思えば受け入れてしまえる自分に呆れたりもした。詰まるところ、『ネウロ』という存在を受け入れてしまっているがために、拒絶するという選択肢を放棄してしまったのだった。

不毛な関係だ。お互いに個体として完結しているばかりに化学変化を起こして新しいものを生み出すことも無ければ、状態が変わるわけでも無い。まるで犬と猫がじゃれあっているみたいに、何も発展するものの無い関係。精神に関わるのはいつも自分自身でしかないのだから、発生するものはゼロだ。

「かわいそう、だね」
「いい身分だな。家畜の分際で我が輩を憐れむとは」

ねえ、私は愛してあげられるんだよ、あんたのこと。
媚声と一緒に飛び出てしまいそうな言葉を流し込まれる唾液と合わせて飲み下す。与えられる刺激は着実に私を高みへ押し上げるのに、何パーセントかの冷静な思考が終点を遠ざける。かわいそうに。分類名称に『人』とつくのなら、心を分けあえるなら、私は、ちゃんと、愛せるのに。

好意ならあるのだ。私の方には始めから。だからこそ我慢もできるし、許すこともできる。ただ、名もない関係で終わってしまうには近づきすぎてしまった。決して混じり合わない心と身体では、何も残すことができないことが悲しい。




なんだろ。平行線は悲しいって話なのになんか不完全燃焼。

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HN:
紫藍夕亜
性別:
女性
自己紹介:
最近、某様のおかげで紫藍(桃兎)夕亜が定着しつつある妄想だだ流れの管理人。

現在超絶不親切不定期更新中。
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